あおり運転の対策方法!これであなたも快適な運転へ!

今、あなたは世間で話題となっているあおり運転について知っているでしょうか。

東名高速道路での夫婦死亡事故は世間の皆さんにあおり運転の恐ろしさを認識するきっかけになったと思います。

人の命を奪うことになってしまったあおり運転。
これは皆さんの近くで今にでも起こりうる可能性があります。

そこでこの記事ではあなたにあおり運転の対処方法について紹介しようと思います。

 

あおり運転とは?

煽り運転(あおりうんてん)とは、道路上の他の自動車やバイク、自転車などの他の車両を煽り、交通の危険を発生させる行為です。

〇例えば
前方の車に進路を譲るように強要

車間距離を詰めたり幅寄せ

追い回したり無理に割り込んだり

高速道路などで「煽り運転(あおりうんてん)」の被害を受けると非常に危険です。

現在では、調査によると2人に1人があおり運転の被害経験があるという結果が出ています。

あおり運転の内容としては、

「車体を接近させて追跡された」が最も多く、次いで「パッシングされた」、

左車線からの急な追い越しをされた」、「必要のないハイビームをされた」、

幅寄せされた」などが続き、その他として「車を蹴られた」、「殴られた」などが挙げられました。

あおり運転が起きたきっかけとしてよく言われている行動が、「車線変更をした後」、「速度が遅かった」、「追い越した」です。

しかし、これらは思い当たる人だけの話であり、実際は「思い当たることはない」という人が大半です。

この調査の対象者がとっている対策は、「なるべく車間距離をとる」、「無理な踏み込みはしない」が挙げられ、男性よりも女性の方が安全意識が高い結果が得られています。

詳しい対策方法については3にて紹介します。

ここで、以下にあおり運転としての行為を紹介します。

車間距離を詰める

後方から極端につめて車両を威嚇する行為はあおり運転として最も代表的なものではないでしょうか。

一般的に後方車両が取るべき車間距離は、走行速度から15引いた距離が安全とされています。

よってこの距離より接近した走行を繰り返された場合、あおられている可能性があります。

走行距離 適切な車間距離
40キロ 25メートル
50キロ 35メートル
60キロ 45メートル
70キロ 55メートル
80キロ 65メートル

 

ここで注意すべきことは、あおり運転の仕返しに急ブレーキ等を行うと、自分も罪に問われますのでご注意ください。

幅寄せ

幅寄せとは、隣の車線で走行している車がわざと自分の車両側に寄ってきてこちらの運転を妨害する危険行為です。

走行中だけでなく追い抜きをする際にわざと距離をつめてくる嫌がらせもあり、

自転車で車道を走っている人が幅寄せのあおり行為を受ける場合もあります。

これもとても危険な行為であり、事故が多発しております。

蛇行運転

蛇行運転とは、右や左へくねくねしながら走行する危険行為です。

後方から威圧をしたり前方から進行を邪魔したりする目的で行われます。

この行為の難しい点は、飲酒運転者や高齢者があおる意図なく行ってしまい事故に発展する場合がある点です。

クラクションでの威嚇

正当な理由なくクラクションを鳴らし続け、特定の車両を威嚇する行為です。

特に後方から自分の走行速度よりも遅い車両に対して行われるケースが多いです。

なお、クラクションを鳴らしてもよい状況は道路交通法で明確に定められています。

そのため、以外の場面で使用するのは違反です。

当然、あおり目的で鳴らす行為も違反行為に該当する可能性が高いので気をつけましょう。

パッシング(不必要なハイビーム)

後方からわざとハイビーム走行をして前方車両の運転手の視界を妨げるあおり行為です。

通常だと前方に車両がいる場合には夜間でもロービームに切り替える必要がありますが、あおり運転では意図的にハイビームでの妨害が行われます。

この場合は気を付けるべきことは、単純に不注意でハイビームを切り忘れているというケースです。

ずっと後ろにいた車両が急にハイビームに切りかえてくるといった状況ならあおりが目的であるかもしれません。

あおり運転による事故例

事例1 衝突事故

車間距離を十分にとっておらず、前方の車をあおり、前車が急ブレーキをかけた際の事故が大変多いです…。

前方の車が意図的に急ブレーキをかけての衝突事故は、前方車にも責任があります。

しかし、意図的ではなく急ブレーキをかけなければならなかった場合での衝突事故は、どちらの車も動いていたとしても十分な車間距離を取っていなかった後方の車が100%責任を負うことになります。

事例2 玉突き事故

この事故は信号のない高速道路などで多発しがちな事故です。

信号待ちをしていた際に後ろから追突され、その反動で前車にぶつかる事故です。

この場合も執拗な煽り運転が原因なことが多いです。

※高速道路は、一般道路に比べて規制速度が速いため十分な車間距離が必要になります。
特に冬場の路面が凍結しやすい時期は、スリップ事故の可能性が非常に高いため、さらに車間距離が重要になってきます。

実際に、高速道路でスピードの出ている状態で前方の車を煽っている際に急ブレーキをかけられた場合、

後方の車のブレーキが間に合わず衝突し、さらにその後方を走行していた車が衝突する玉突き事故に発展するケースが多いです。

この際、関係のない第三者までを巻き込んでしまったり、死亡事故や重傷者まで出してしまう最悪な事態になってしまう事故も実際に起きています。

事例3 死亡事故

現状、車で煽ってくる人は事故を起こそうという意思はほとんどなく、ただ単に前方の車を煽って楽しんでいたり、自分の運転技術に酔っていたり同乗している友人とふざけてやっていたりというケースが多いです。

このような気持ちを持ちながらの危険運転は、前方の車が減速していたりブレーキをかけたことに気がつかず、そのまま衝突し、死亡事故につながってしまう可能性があります。

ブレーキの痕跡のない事故現場や、前方の車を運転していた人も後方の車の運転手、同乗者も死亡してしまう最悪な事態になってしまう事故も少なくはありません。

事例4 怪我を負う

危険な運転を続け、最終的に事故に至るケースが多いですが、もっと深刻な怪我を負うケースは非常に多いです。

その事故により、一生の障害、後遺症、怪我を負うケースは多く、大変注意が必要です。

また、事故により精神的にダメージを受け、運転が怖くなる場合も多く、今まで通りの生活ができない人もいます。

事例5 第三者を巻き込んでしまう

煽り運転で1番迷惑なのが全く関係のない第三者を巻き込んでしまうことです。

これは自分も巻き込まれるケースが多いために、気を付けたい事項です。

具体例

  1. 道幅の狭い1車線のとき、前方の車を蛇行運転で煽り、ハンドルを切りすぎて歩道を歩いていた人を巻き込んでしまう事故
  2. 2車線あるにもかかわらず、執拗に前方の車を煽り続けた結果、いざ追い抜こうとした時に後方確認を怠り、後方から来た車との衝突事故で第三者の車が横転、または壁に追突してしまう事故。
  3. 煽られたことで感情的になってしまい、前方を走行していた車が意図的に急ブレーキを踏んだことで、煽っていた車から後方の玉突き事故や、赤信号なのにもかかわらず相手の車と張り合うために交差点に進入しての大事故。

あおり運転の対策方法

警察への通報(証拠を残す)

あおり運転の対策としてドライブレコーダーを用意することをおすすめします。

録画により、証拠があれば警察へ通報でき、相手側を罰することができます。

あおり運転は現行犯でない限り、注意で終わってしまうことがありますが、録画が残っていることで、なにかしらの罪に問うことができる可能性があります。

時間が空いてしまった場合は早めに証拠とともに通報しましょう。

警察へ通報する際には以下の情報があるとなおよいです。

  1. 名前、居場所、状況
  2. どんな被害か
  3. 相手の車種、ナンバー
  4. 進行方向

※運転中に通報すると、自分が罪に問われる可能性があるので注意が必要です。

あおられても気にしない

この方法が一番の策といえるでしょう。

あおり運転された場合は、無視または安全な場所へ一時停止しましょう。

しかし、あおり運転をする人は気性が荒い人が多いので、暴力沙汰になるケースも見られます。万が一、相手側が寄ってきた場合は対応せず、すぐに警察へ連絡しましょう。

急ブレーキは厳禁

あおられた仕返しに急ブレーキをかけてやったというケースは非常に多いです。これは絶対やってはいけないことです。

これは自分も罪に問われるのでやらないようにしましょう。

あおり運転の罰則

冒頭でもあった2017年に起きたあおり運転による死亡事故をきっかけに、警察庁はあおり運転の罰則強化をしました。

ここでは、あおり運転が検挙された場合の罰則、請求できる慰謝料などについて紹介します。

30-180日間の一発免停

あおり運転で事故が起きていなくても、運転者に「暴力」、「脅迫」などの悪質な行動が見られる場合、30-180日間の免停が科せられる場合があります。

車を使って暴行事件を起こすなどして将来的に事故を発生させる可能性があると判断した運転者に対し、交通違反による点数の累積がなくても最長180日間の免許停止ができる道交法の規定を適用して防止するよう、全国の警察に指示した。

引用 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24737730W7A211C1CZ8000/

通常では、違反点数の累計が6点を超えた際に免停処分となりますが、悪質なあおり運転で検挙された場合は、累計点数に関係なく一発免停となります。

なお、あおり運転をして他者を傷つけてしまった場合(人身事故)には、6点以上の違反点数が加算される可能性が高いです。その場合は、運転者が免停を免れるのは難しいでしょう。

刑事罰(懲役刑・罰金刑)

あおり運転をしたものは状況に応じた罰を受けます。

あおり運転はほとんど「車間距離保持義務違反」として扱われますが、事故や死傷者が生じた場合、「過失運転致死傷罪」、「危険運転致死傷罪」が立件されます。

ここではあおり運転で該当する可能性が高い罪について紹介します。

あおり運転で該当する可能性が高い罪 具体的な内容
車間距離保持義務違反 一般道路:5万円以下の罰金
高速道路:3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金
過失運転致死傷罪 7年以下の懲役、または100万円以下の罰金、または、勾留もしくは科料
危険運転致死傷罪 相手を負傷させた場合、15年以下の懲役刑、相手を死亡させた場合は1年以上20年以下の懲役刑

 

あおり運転で負傷した場合の慰謝料請求

あおり運転が原因で負傷した場合には、加害者に対して慰謝料の請求が認められる可能性があります。

もし事故で負傷をしたのであれば、必ず病院で診断書を取得して警察署に人身事故として申請をしましょう。

慰謝料の金額は被害状況や請求方法などによって変わります。以下は弁護士に請求を依頼した場合の相場ですが、あくまで目安として参考にしてください。

通院期間 慰謝料の相場
1ヶ月 28(19)万円
2ヶ月 52(36)万円
3ヶ月 73(53)万円
4ヶ月 90(67)万円
5ヶ月 105(79)万円
6ヶ月 116(89)万円

 

※()内はむちうちなどの他自覚症状がない慰謝料です。

まとめ

あおり運転は重大事故を引き起こしかねない、非常に危険な交通違反です。

万が一、あおり運転に巻き込まれてしまった場合には、決して相手にせず、距離をとってやり過ごしてください。

また、執着された場合には、すぐに警察に通報されることをおすすめします。

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